フランチャイズとは、企業の知名度やブランド力を借りた同一のイメージの元で、新規開店から通常営業まで仕事のノウハウを助けてもらいながら経営を行う事です。ここではそんなフランチャイズの成り立ちについて、ご紹介させていただきます。
フランチャイズの起源については諸説ありますが、アメリカで誕生したと言われています。1850年代にミシンの大手メーカーが店舗に販売権とブランド名称を使用する許可を与え、販売実績に応じた対価を徴収した事が始まりです。そのあと自動車、石油スタンド、ドラッグストアなどの業界に発展します。 そのころはまだ販売代理店の要素が強かったようですが、1950年頃から継続的な指導や研修、ノウハウの伝授などを重視し始め、フランチャイズチェーン全体を統一し、加盟店を増やすシステムに変わっていきました。これが現在のフランチャイズシステムの原型となります。多くの企業がフランチャイズシステムを採用し、現在もフランチャイズ事業は増え続けています。
大手飲料メーカーが1950年代に日本で最初にフランチャイズを開始したと言われています。しかし日本でも最初は販売代理店の要素が強く、1960年代頃の大手洋菓子メーカーや大手清掃用品メーカーから経営や運営のノウハウの提供が行なわれていきます。そして1970年代にはファーストフードを中心に、様々なフランチャイズチェーンが登場します。1973年には日本初のコンビニエンスストアが開店されたことで、高度経済成長と共に大きな飛躍を遂げる事になります。
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